上尾の天文日記

主に天体写真を掲載しています。 たまには日常のショットも。

2011年08月

無謀にも自宅から網状星雲を撮ってみました。
光害が激しく、LPS-P2フィルターを装着しても3分が限度です。
雲の切れ間を狙った関係で4枚しか露光できませんでした。
早く遠征して撮りたい!!
撮影データー
 
日時:2011.08.29 21時10分~
場所:埼玉県上尾市(自宅)
架台:EM200B(AGS-1s)
鏡筒:SKY90+レデュサー(f405mm)
ガイド:SSAG+PHDによるオフアキ
カメラ:EOS kiss X2(IR置換)+LPS-P2
ISO:800
露出:180秒×4
画像処理:SI6
 
APSで400mmだと少々窮屈で周辺減光や色ムラの影響が大きい。300mmくらいがベストか。
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今夜は望遠鏡機材の作動確認を兼ねて自宅からギャレッド彗星を撮ってみました。
自動導入は問題なし、ガイドカメラが認識されません。
再度、PHDをインストールし直して何んとかOKとなりました。
オートガイド関係は以前から不安定でチョッと心配です。
空の状態も東西から雲が迫って来て、撮影開始から20~30分後にはすっかり雲に覆われてしまった。
何んとか彗星は写りましたが、光害地のためか尾は確認できませんでした。
今回ガイドもピントも良くありません。
久々に使う機材と言うこともありましたが使い手の方の腕も錆ついてしまったようです。
 
撮影データー
日時:2011.08.28 20時25分~20時38分
場所:埼玉県上尾市(自宅)
架台:EM200B(AGS-1s)
鏡筒:SKY90
ガイド:SSAG+PHDによるオフアキ
カメラ:EOS kiss X2(IR置換)
ISO:800
露出:120秒×5
画像処理:SI6
 
現在は、や座に接近しています。左下にM71も写っていました。
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昨夜は埼玉方面は天候が回復する予報でしたので、県民の森にでもプチ遠征しようかと目論んでいました。
が・・・やはり最近の傾向で雲が多くて出撃は断念。
しかたがなく、自宅で雲の合間から木星を撮りました。
シーイングが良くなく、雲も襲来したりで処理できる画像が少なかったですが、撮れただけでも良しとします。
 
撮影データー
日時:2011.08.26  0時16分~1時14分
鏡筒:C8+2.5倍バロー+28mm延長筒
カメラ:DBK21AU04.AS+IRフィルター
処理:Registax5
 
0時16分の木星。未だ高度も低かったためかシーイングが良くありませんでした。
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1時14分の木星。高度が上がりシーイングも多少改善されたようです。
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最近は夜中に目が覚めると空を見る癖がついてしまいました。
今朝方、といっても2時ごろですが窓から覗くと月と木星が輝いている。
外気は蒸し暑くて風もなくシーイングが良い予感がしたので撮影することに決断。
玄関に置いてあるGP-Dは、最近DD-1コントローラーの具合が悪く赤緯方向のコントロールが効きません。
(赤緯のボタンを押すと、順、逆方向にランダムに作動してしまう)
ドライバーICを交換する必要があるようですがどうも使用しているICがデスコンとなっている様で代替え品を探さなければなりません。
てな訳で、今回はEM200を使用することにしました。
撮影結果は、
 
やはりシーイングが良かったようでそこそこの画像がゲットできました。
 
撮影データー
日時:2011.08.16  3時55分~3時56分
鏡筒:C8+2.5倍バロー+28mm延長筒
カメラ:DBK21AU04.AS+IRフィルター
処理:Registax5
 
イメージ 2
 
 
※)mn3192さんのアドバイスでRGBアライメントの色ムラ補正をしてみました。
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7月31日、泣いても笑っても今日が最終です。
今日は8時から作業開始。
一生懸命磨くも中央の曇り(砂目)が取れません。
同様な現象で何人かの方も悩んでしました。
ここ数日、比較的涼しかったのでピッチが固くて磨きが進まないのではとの事らしいです。
それでも何んとか午後にフ―コテストで確認できるまでになりました。
フ―コーテストでの画像確認もチョッとしたコツがあったり、セッテイングに時間がかかったりしてその都度
先輩方の手助けやアドバイスを頂いて何んとか進めました。
最終的にはアドバイザーの方が自作された自動的フーコーテスター(RTF)で測定し、鏡面画像と放物面との比較のグラフがプリントアウトされて一目で鏡の状態がわかります。
最終的には焦点距離1,000mm F6.7 1/8λ?の仕上がり。
15時30分より閉講式、記念写真撮影があり第35回望遠鏡研磨講習会の終了です。
皆さんお疲れさまでした。
 
フーコーテスターでの測定
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フーコーテスターの画像 
まだ全体の磨きが足りず荒いです。中央の黒い部分も砂目が取れていない。
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RTFでの測定
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測定結果。
左が修正前で赤のグラフが黒の放物面のカーブに重なれば完璧。かなり外周が磨き足りません。
右が5分間修正研磨したグラフ。少し放物面に近づきました。もう少し研磨したかったが残念ながら時間切れ。
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最終日、記念撮影した入口に展示してある自作40cm反射望遠鏡と赤道儀
アドバイザーの方が作られたそうですが、市販品にも負けない素晴らしい仕上がりでした。
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