上尾の天文日記

主に天体写真を掲載しています。 たまには日常のショットも。

2010年09月

先日、県北部にドライブに行ったついでに妻沼滑空場を見て来ました。
利根川の河川敷に長さ1,500m 幅100mの草原の滑走路が広がっています。
音もなくグライダーが離着陸をしているのを、土手で眺めていると飽きません。
ここは学生連盟の専用のようで体育系の先輩、後輩のやり取りが飛び交っています。
離陸する場合は繋がれたワイヤーをトラックに積まれたウインチで巻き取り上昇して行きます。
当日は風もなく穏やかな日だったが、曳航された機体はあっという間に急角度で上昇、ワイヤーを切り離して大空に解き放たれて行く。
人は何故こんなにも空を飛ぶことに憧れるのだろうか?
♪ああ 人は 昔々 鳥だったのかもしれないね。
なんてフレーズが思いだされます。
 
いろいろなグライダーが翼を休めています。
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操縦席の計器盤。高度計、速度計、コンパス、あとは何だろう?
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いざ!大空へ
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先日、遠征に行って来ました。
時折、雲が全天を覆ってしまうようなコンデションでしたが、雲の切れ間に何とか撮影することが出来ました。
気温が高かったためと、ISO感度を上げて撮影したので全体にノイジーな画像になってしまいました。
 
共通データー
場所:戦場ヶ原
鏡筒:R200SS
架台:EM200(AGS-1X)
ガイド:オフアキ+ATK16IC、PHD
カメラ:Eos kiss X2(IR置換)
ISO:1600
SIで画像処理
 
M33 300秒×6
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NGC7293 300秒×3
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朝方の戦場ヶ原、今年は季節が遅れているようです(上手く合成できませんでした・・・)
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先週末に乗鞍観光協会の主催する乗鞍岳星空観察会に参加してきました。
趣旨は満天の星空やご来光などを乗鞍ならではの環境で堪能すること。

自宅の埼玉から集合場所の岐阜県”ほおのき平バスターミナル”まで片道約300kmの長い道のりです。
バスターミナルからバスに乗り換えて一気に2,000mを登り畳平に到着。

宿泊所の銀嶺荘で休憩、夕食後に待望の星空観察会が始まります。
夕刻に出ていたガスも取れて、いて座からカシオペアまで濃い天の川が見えます。
講師がレーザーポインターで恒星、星座などを説明後、移動天体観測車の20cm望遠鏡や15cm双眼鏡などで実際の天体を観望します。

私はちょっと離れた場所で三脚をセットし固定撮影。
明け方は近くの富士見岳(1800m)に登り、ご来光を待ちます。

畳平にはホシガラスが多く飛んでいました。下界のカラスより小さい体に白い斑点が特徴で、斑点が星空に似ていることから名前を付けられたそうです。

1枚目:夜明け前の畳平
2枚目:立ち上がる天の川、稜線にコロナ観測所が写っていました(30秒、ISO1600の固定撮影)
3枚目:ご来光
4枚目:槍ヶ岳、穂高、焼岳など(ご来光バスが登ってきます)
5枚目:ホシガラス

今回は天候に恵まれて乗鞍の大自然を堪能してきました。
特に、天文屋のメッカであった乗鞍に行くことは私の願望の一つであったので嬉しく思います。
願わくば、この素晴らしい星空の下、自分の望遠鏡で撮影できたら・・・叶わぬ夢ですが。

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最近は、大気が安定しているせいか木星が良く見えますね。
先日、友人宅で観た双眼装置付きが良かったので、いつものC8に笠井で購入したBS双眼装置にアイピース20mm+2倍エクステンダを付けて見てました。
単眼で観るより明らかに解像度、コントラストが向上しています。
両目で覗けるので長時間見ていても疲れません。
画像は双眼で観たイメージに仕上げてみましたが、実際はもう少し解像度が良かったです。

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